楽天証券で買付手数料が無料の米国ETFを調べてみた(その①)
日本の個別株(配当or優待目当て)および投資信託(特にeMAXIS Slim)を中心にインデックス投資をコツコツ継続していますが、
ブログやyoutubeで他の方々の投資スタイルを見ていて沸々と思うことがあります。
米国ETFってなんか美味しそう ԅ(º﹃ºԅ)
為替の影響だったり、確定申告しないと配当金が米国と日本で二重課税されてしまう等のデメリットを前に二の足を踏んでいます。
ただし、楽天証券で買付手数料が無料の米国ETFがあるため、臆病な自分を後押しするためにも一度調べてみたいと思います。
2021年5月1日時点で9銘柄あったため、今回は株式関連の銘柄を調べてみました。
※本記事を作成するうえで、Bloombergを参考にしました。
価格などの情報は2021年4月時点でのものとなります。
米国ETFのメリットとデメリット
メリットとしては以下があるかなと考えています。
- 経費率が非常に安い
- 1口単位で購入可能なため、日本の個別株よりも購入単価が安い。
- 配当金(分配金)が出るため、投資に対する利益を実感やすい
一方、デメリットとしては以下があります。
- 為替変動によるリスクや為替手数料がある。
- 配当金(分配金)に対して課税されるため、投資効率が下がってしまう。
それでは気になる銘柄を見ていきたいと思います。
VT
- 現在値:101.31USD
- ETF純資産総額:約205億USD
- 経費率:0.08%
- 直近配当利回り:1.00%
- 直近配当額:0.2531USD(2021年3月22日)
- 直近3年のトータルリターン:13.57%
資産総額が2兆円超えってエグいなと言うのが最初の感想ですw
※この後のVOOでさらに愕然としますが。。
配当利回りは低いですが、全世界の株式にこれ1本で分散投資できる最強のETFだと思います。
VOO
- 現在値:383.57USD
- ETF純資産総額:約2203億USD
- 経費率:0.03%
- 直近配当利回り:1.32%
- 直近配当額:1.2625USD(2021年3月26日)
- 直近3年のトータルリターン:18.64%
総資産が20兆円超えってエグいなと言うのが最初の感想ですw(2回目)
S&P500に連動する銘柄ということで、直近3年のトータルリターンはVTよりも高いですね。
インデックス投資人気もあり、今後もさらに伸び続けるのではと思っています。
VTI
- 現在値:217.10USD
- ETF純資産総額:約2399億USD
- 経費率:0.03%
- 直近配当利回り:1.24%
- 直近配当額:0.6716USD(2021年3月25日)
- 直近3年のトータルリターン:18.90%
総資産が20兆円超えってエグいなと言うのが最初n(以下同文)
米国株式全体に連動するため、VOOには無い小型株の成長メリットも得ることができます。
eMAXIS Slimには自分の知る限りですが米国株式全体に連動する銘柄が無いので、
個人的にはETFの購入候補の中では最も魅力を感じています。
SPY
- 現在値:417.30USD
- ETF純資産総額:約3670億USD
- 経費率:0.09%
- 直近配当利回り:1.22%
- 直近配当額:1.277788USD(2021年3月19日)
- 直近3年のトータルリターン:18.58%
総資産額にはもはや驚かなくなりました。(VOOよりも大きかったのは驚きでしたが、VOOより17年も前から存在していたんですね。。)
こちらもVOOと同じく、S&P500に連動する銘柄ということで、直近3年のトータルリターンはVTよりも高いです。
ただし、経費率は0.09%とVOOやVT、VTI等よりも高価なのが気になります。
とはいえ0.1%切っているので大差はないですが。。
所感
高配当ETFとされるVYMやHDV、SPYDが含まれていないのは残念ですが、
リターン(価格上昇幅)や分散を考えると、VTIは魅力的ですね。
ただし、配当に対する課税や米国経済以外を投資対象に含めることを考慮すると、eMAXIS Slimの全世界株式を積立購入したほうが投資効率も良い気がします。。
次回は株式以外に連動する、買付手数料が無料の米国ETFを調べてみたいと思います。